ハウスダンスとは?歴史・特徴・初心者が学ぶべき基本ステップ

ハウスダンスは、ハウスミュージックと共に生まれたストリートダンスのジャンルです。軽やかな足さばきと全身を使ったグルーヴィーな動きが特徴で、ダンスバトルからクラブ、ステージまで幅広い場で踊られています。「なんかかっこいい」と感じるけれど何から始めればいいかわからない方へ、ハウスダンスの基礎をわかりやすく解説します。


ハウスダンスの歴史


ハウスダンスは1980年代のシカゴとニューヨークで発展しました。その起源はシカゴのクラブ「The Warehouse」にあります。1977年にシカゴのサウスジェファーソン通りにオープンしたこのクラブで、DJフランキー・ナックルズがハウスミュージックを作り上げ、そこで生まれた音楽に合わせて踊られたことがハウスダンスの始まりです。


ニューヨークのクラブシーンではラテン系のソウルダンスやジャズダンスの影響を取り込み、独自のスタイルへと進化しました。フットワークの素早さと上半身の自由な動きが融合したスタイルが確立されていきます。


日本では1990年代から広まり始め、現在では国内外のダンスバトルで活躍する日本人ハウスダンサーも多数います。


初心者が学ぶべき基本ステップ3選


ステップ1 ジャッキングの動き


ハウスダンス最大の特徴は「ジャッキング」と呼ばれる体幹を使ったリズムの取り方です。胸と腰を前後に交互に動かすことで、音楽のビートに乗ったうねりを生み出します。


まず音楽なしでゆっくり練習してみましょう。胸を前に出しながら腰を後ろに引き、次に胸を後ろに引きながら腰を前に出す。このオルタネートな動きがジャッキングの基本です。慣れてきたら音楽に合わせてリズムよくジャッキングしてみてください。


ステップ2 パドルステップ


パドルステップはハウスダンスの代表的なフットワークの一つです。両足を交互に踏みながら前後・左右に移動するシンプルなステップで、ハウスダンス特有の軽やかな移動感が生まれます。


最初はゆっくりしたテンポから始めて、少しずつスピードを上げていきましょう。ハウスミュージックは一般的にBPM(テンポ)が120〜130程度で、慣れると自然とステップがはまってきます。


ステップ3 ランニングマン


ランニングマンはヒップホップでも使われますが、ハウスダンスでもよく使われる基本ステップです。片足を前に踏み出しながら逆の足を後ろに引くことで、その場で走っているような動きを作ります。


ランニングマンはリズムに乗りやすく、他のステップとの組み合わせもしやすいため、初心者が最初に覚えるのにおすすめのステップです。まずゆっくりしたテンポで動きを確認し、徐々に音楽のテンポに合わせていきましょう。


ハウスダンス上達のためのポイント


ハウスミュージックをたくさん聴く


ハウスダンスはハウスミュージックと切り離せません。フランキー・ナックルズ(Frankie Knuckles)、ラリー・ハード(Larry Heard)、マーシャル・ジェファーソン(Marshall Jefferson)といったシカゴハウスのレジェンドから、現代のディープハウス、アフロハウスまで幅広く聴いてみましょう。


音楽を聴き込むことで、自然と体がリズムを刻むようになり、踊りの質が上がります。


バトルや動画でハウスダンサーの動きを研究する


YouTubeやInstagramには世界トップレベルのハウスダンサーの動画が多数公開されています。実際のバトル映像を見ることで、足さばき、上半身の使い方、音への反応など多くのことが学べます。特にバトル映像では「即興」の表現が見られるため、技の引き出しを増やす上で非常に参考になります。


ハウスダンスはシンプルなステップから始められるため、ダンス初心者にも挑戦しやすいジャンルです。ハウスミュージックのグルーヴに体を委ねながら、まずは基本ステップを楽しんで覚えてみてください。気づいたときには、体が自然と音楽に反応するようになっているはずです!


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