ポップダンス向きのおすすめミュージック8選!曲選びのコツもご紹介
独特の動きが魅力的なポップダンス。最近特に人気のジャンルの1つで、これから挑戦してみたいという方も多いのではないでしょうか。今回は、これからポップダンスを始める方向けに、曲選びのポイントとポップダンス向きのおすすめミュージックをご紹介します。
ポップダンスの曲選びのポイント
ポップダンスは、リズムに合わせて筋肉を弾く「ヒット」や、全身のアイソレーションを使ったロボットのような「ウェーブ」という動きが特徴のダンスです。ダンスミュージックには、このような不思議な動きとマッチするものを選びましょう。
ポップの動きが際立つ強めのビートや、ウェーブの動きとイメージに合う電子音・機械音が入ったものがオススメです。強いドラムに合わせてヒットを打ったり、「ウィーン」という音に合わせてウェーブの動きを入れたりと、音ハメが楽しいのもポップダンスの魅力のひとつです。
ポップダンスのおすすめミュージック8選
それでは、ポップダンスにおすすめのミュージックを8曲紹介していきます。
①More Bounce to the One / Zapp & Roger
こちらはポップダンスの定番中の定番。明るい曲調ですが、テンポはゆるめなので、初心者の方にも踊りやすいでしょう。1番の特徴は「トークボックス」という演奏方法です。楽器の音をチューブを通して口の中に送り、口の中で音を共鳴させることで、特殊なエフェクトがかかったような音にする方法で、ポップダンス向きの不思議な音色になっています。
②Moments in Love / Art of Noise
こちらもポップダンスの定番曲。金属音のようなビートと独特のエコーがかかったコーラスが特徴的で、近未来的・サイバー的な不思議な雰囲気が漂っています。テンポはゆっくりなので、アイソレーションの練習などにもよく使われますが、曲の途中に独特の効果音が入る部分があり、ステージでも見せ場をしっかり作れる曲です。
③JOYSTICK / The Dazz Band
「ポンッポンッ」という不思議なサウンドのビートが特徴的な曲。128BPMとノリやすいテンポで、気持ちよく踊れます。機械音のように加工されたコーラスや「ポワポワポワ」、「ピュルルルル」といった特徴的な音がところどころに挟まれているため、音ハメもしやすく、バトルやショーケースの定番曲になっています。
④Looking for the Perfect Beat / Africa Bambaataa
ヒップホップの大御所、アフリカ・バンバータの代表曲のひとつ。ポップダンスに限らず、ストリートダンスの世界で広く愛される一曲です。曲調が次々と展開していくので、即興ダンスにも向いています。
⑤Harder, Better, Faster, Stronger / Daft Punk
銀河鉄道999などで有名な漫画家、松本零士先生がコラボしたPVが話題になった楽曲。フランスのエレクトロ・デュオとして有名なダフト・パンクならではの電子音風の声とビートがポップダンスやロックダンスと非常に相性が良く、松本零士先生のPVとも合うSFチックな雰囲気も魅力的です。
⑥Girls / The Prodigy
力強い電子音的なビートがかっこいい一曲。アップテンポでリズムも特徴的なので、激しめの振り付けを踊りたい方にオススメです。曲のラストも独特で、最後にしっかりと余韻を残すことができます。The Prodigyはシンセやリズムマシンなどの電子楽器による近未来的なサウンドが特徴の「テクノ」というジャンルの有名バンドです。他にもポップダンス向きの曲が多数あるので、テクノの雰囲気が好きな方におすすめです。
⑦Nuclear / Zomboy
2000年代初頭にイギリスのクラブシーンで発祥した、比較的新しい「ダブステップ」というジャンルからピックアップしました。ゾンボーイはダブステップの超人気プロデューサーで、機械的なサウンドと不規則なリズムが特徴的です。Nuclearはその代表曲の一つ。自然に体を動かしたくなるビートに、ロボットっぽい動きにぴったりの独特の効果音が万歳の楽しく踊れる一曲です。
⑧Wanna Ride / Daichi Yamamoto, grooveman Spot & kzyboost
最後に、日本人アーティストによる曲をご紹介。ともに日本の代表的なビートメイカーであるgrooveman Spotとkzyboostによる合作です。90年代ファンク風の雰囲気に日本語ラップがかっこよくマッチしていて、日本人ポップダンサーとしてはぜひ踊ってみたい曲になっています。ポップダンスを含め、ストリートダンスでは海外アーティストの曲が有名ですが、日本人の曲でも踊りたいという方は、彼らの他の楽曲も要チェックです。