ダンス初心者のやることリスト!モチベーションを保って上達するには
これからダンスを始めたい!踊れるようになりたい!と思い立ったとしても、最初は何から始めればいいのかわからないものです。ダンススクールに通えば練習の仕方はサポートしてもらえるものですが、独学でやりたい方や、スクールに通い始める前に自分である程度練習してみたいという方も多いでしょう。
今回は、ダンスを始める!と決心したばかりの方向けに、1人でできる最初にやるべきことをまとめました。次の4つのステップで解説していきます。
1. 目標を決める
2. 筋トレやストレッチで体づくり
3. 基礎を身につける
4. 振り付けを覚えて1曲踊れるようになる
①目標を決める
まず、鉄は熱いうちに打て!ということで、「これからダンスを始めるぞ!」と気持ちが燃え上がっているうちに、目標を決めましょう。目標は、「最終目標」と「短期目標」の二つを決めるのがおすすめです。最終目標は、「プロのダンサーになる」、「TikTokで有名なダンサーになる」、「あのダンサーみたいに踊れるようになる」など、自分が目指したいゴールのこと。
短期目標は、「1ヶ月毎日筋トレする」、「このステップをマスターする」、「この曲を踊れるようになる」、など、比較的短期間で達成できる目標のことです。短期目標を達成したら次の短期目標を立てて、それも達成したら次の短期目標を立てて…ということを繰り返して最終目標に到達するイメージです。
こうすることで、ダンス上達に必要な地道なトレーニングや練習も、「目標につながっていること」という意識が生まれ、モチベーションを保ちやすくなります。
②筋トレやストレッチで体づくり
目標を決めたら、それを達成するために、まずは筋トレやストレッチで基本の体づくりを始めましょう。筋トレでは、特にインナーマッスルを中心に鍛えることがポイントです。インナーマッスルを鍛えると、動きが安定し、持久力が上がります。
つまり、複雑な振り付けも綺麗に見せたり、長時間踊り続けたりすることができるようになります。また、ストレッチで柔軟性を上げることで、間接の可動域が広がり、できる振り付けの幅が広がります。怪我防止や綺麗でしなやかな動きをするためにも必要なので、こちらもダンサーに不可欠です。
筋トレやストレッチは、毎日継続することが重要なものです。まずは短時間でできるものからで良いので、1日のメニューとやるタイミングを決めて、毎日のルーティーンに取り入れましょう。
③基礎を身につける
筋力や柔軟性という体づくりに加えて、ダンスの振り付けの基礎になる練習も、コツコツ続けることが大切です。これは野球やテニスで言う素振りのようなものですね。基礎の練習には次のようなものがあります。
リズムトレーニング:リズムに合わせて体を動かす練習
アイソレーション:体の特定の部分だけを動かす練習
ステップ:やりたいジャンルに合わせて基本のステップから練習
基礎練習と言っても、見てすぐにできるものではなく、コツコツ練習して少しずつ上達していくものです。特にアイソレーションは、ここで挫折してしまう人も多い難しいものなので、最初のうちはできなくてもめげずに継続していくことが大切です。
また、アイソレーションの部位や、リズム・ステップの複雑さによって難易度もさまざまです。特に難しいものになると、筋力や柔軟性が求められる部分も出てくるので、体づくりと並行してまずは簡単なものから練習しましょう。それぞれYouTubeなどでレベル別・初心者向けの練習動画がたくさん出ています。
④振り付けを覚えて1曲踊れるようになる
アイソレーションやステップがある程度できるようになったら、いよいよ1曲通して踊ってみましょう。大切なのは、自分の好きな曲を踊ることです。ダンスをしたことがない方にとっては、1曲通して振り付けを覚えるのは結構大変です。
練習のモチベーションを保つためには、自分の好きな曲が1番。まだできない難しい動きやステップもあるかもしれませんが、その部分は今の自分ができる振り付けに変更してみましょう。まずは1曲通して踊れるようになると、「ダンスができるようになってきた!」という自信に繋がるはずです。
ただし、振り付け練習を初めても、体づくりや基礎練習も続けましょう。また、今回は筋トレ→基礎練習→振り付けという順番で解説しましたが、ダンス練習開始1日目から全て並行して始めてもOKです。
もちろん、振り付けをしっかり踊るには基礎が大切ですが、ダンス好きにとって1番楽しいのは振り付け練習。モチベーションが高い最初のうちに始めた方が、やる気を保ちやすくなります。
おすすめの練習メニュー
最後に、②〜④の練習を取り入れたおすすめの練習メニューを紹介します。まず、1〜2時間ほどの時間をとって次の流れで練習しましょう。
1. 準備運動
2. 筋トレ
3. アイソレーション
4. リズムトレーニング
5. ステップ
6. 振り付け練習
ストレッチはお風呂上がりなど別のタイミングで時間を決めてやるのがおすすめです。また、ストレッチ後は筋肉が緩んで体を動かしにくくなるので、練習前は避けましょう。