【D.LEAGUE】Dリーグとは?新ルールや楽しむコツを紹介!

2022年10月7日。いよいよ、D.LEAGUEの22~23シーズンが開幕しました。2週間に1回ペースの日程で組まれる、各ラウンドの生配信を楽しみにしている方も多いでしょう。


○D.LEAGUEの掲げるミッションやビジョンとは?

○22~23シーズンから採用される新ルールとは?

○D.LEAGUEを楽しむコツとは?


D.LEAGUEについて、以上のようなポイントを紹介します。

D.LEAGUEとは?



D.LEAGUE(Dリーグ)とは、日本発(初)のプロダンスリーグです。D.LEAGUEの公式サイトには、以下のような「MISSION」と「VISION」が掲げられています(※)。不用意な解釈を加え誤解を生まないために、まずはサイト内の記述をそのまま引用しましょう。


○MISSION:世界中すべての人に、「ダンスがある人生」をもたらす

○VISION:ダンスの見方・見せ方のNEW STANDARDをつくる


他にも、ダンサー自身にとってもD.LEAGUEを観戦する方にとっても、ダンスが人生の一部になることへの決意や、誰にとってもわかりやすい、新しい共通認識を形成しようとする決意が謳われています。


※引用元:D.LEAGUE公式サイト「D.LEAGUEとは」

home.dleague.co.jp

https://home.dleague.co.jp/league/


D.LEAGUEの目的とは?


公式サイト内に謳われたMISSIONとVISIONから、D.LEAGUEはダンスの裾野を広げ、老若男女誰もが単純にダンスを楽しめる環境づくりを目的としている印象を受けます。


「ダンスは若者のもの」というイメージを払拭し、ダンスを万人に愛されるジャンル(文化)にしようとしているのかもしれません。


D.LEAGUEでしのぎを削るダンサーは、全員が年俸契約を結んだプロダンサー。つまり、ダンスで収入を得る職業ダンサーです。いやらしい話かもしれませんが、ダンスだけでは収入が足りず、副業をせざるを得ないダンサーは世界中に大勢います。


ダンサーがダンス一本に集中できる環境を整えるのも、D.LEAGUEの目的なのかもしれません。

D.LEAGUEのルールとは?


D.LEAGUEのルールは、22~23シーズンから大きく変更されます。新旧両方のルールを合わせて理解すると、D.LEAGUEが目指す世界観がわかりやすくなるはずです。


従来のD.LEAGUEのルールとは?


まずは、従来(22~23シーズン以前)のルールを紹介しましょう。


D.LEAGUEは全11チームが、レギュラーシーズンを戦います。ルールとしては、ダンスコンペティション方式を採用。1ラウンドごとに審査員とオーディエンス(視聴者)が全チームを採点し、採点に応じて順位が決まり、順位に応じて勝ち点が配分される仕組みです。


全12ラウンドが終了した時点で、勝ち点上位4チームとワイルドカード2チームが、チャンピオンシップに進出します。


ワイルドカードは、21~22シーズンから導入されたシステム。勝ち点5位以下のチームの、ジャッジ(審査員)ポイントとオーディエンスポイントのそれぞれ1位のチームが、チャンピオンシップに進出するシステムです。敗者復活戦のイメージが近いでしょう。


チャンピオンシップは、リーグ方式のルールを採用。1on1で戦い最後まで残ったチームが、チャンピオンチームになるシステムです。


新しいD.LEAGUEのルールとは?


22~23シーズンから、D.LEAGUEのルールは大きく変わりました。最大の変更点はレギュラーシーズンにおける、コンペティション方式からリーグ方式への移行。つまり、レギュラーシーズンの段階から、1on1のバトル方式を採用したのです。ショーケース的なルールから、バトル的なルールへの変更と言ってもよいでしょう。


○WIN(勝ち):3pt

○DRAW(引き分け):1pt

○LOSE(負け):0pt

○SWEEP(完全勝利):4pt


リーグ方式の加点基準は、以上の通りです。このルールだと、たとえば実力上位の2チームが初戦で対戦した場合、どちらかのチームは0ptでラウンドを終えるといったケースが発生するでしょう。これまでよりも、番狂わせが起こりやすくなるはずです。

D.LEAGUEを楽しむコツ


○ひいきのチーム見つける

○審査員として参加する

○下剋上を楽しむ


ひいきのチーム見つける


参加チームの中にひいきのチームを見つけると、感情移入できます。見ているだけでも、1on1の緊迫感が胸に迫ってくるでしょう。ひいきのチームの中にひいきのダンサーを見つけると、D.LEAGUEをさらに楽しめるはずです。


avex ROYALBRATS


KADOKAWA DREAMS


KOSÉ 8ROCKS


CyberAgent Legit


SEGA SAMMY LUX


SEPTENI RAPTURES


dip BATTLES


Valuence INFINITIES


FULLCAST RAISERZ


Benefit one MONOLIZ


USEN-NEXT I'moon


LIFULL ALT-RHYTHM


審査員として参加する


D.LEAGUEにおいてはオーディエンスポイントが、勝敗に大きな影響を及ぼします。ご自分が審査員になってジャッジすると、単に観戦するだけでは味わえない緊張感が経験できるはずです。


下剋上を楽しむ


22~23シーズンから変更されたトーナメント方式は、下剋上が起こりやすいシステムです。組み合わせの妙で、前評判の高いチームがレギュラーシーズンで敗退したり、思いもかけないチームがチャンピオンシップに勝ちあがったりする可能性があります。


コンペティション方式で上位チームが順当に勝ち上がるのも面白いですが、マンネリ化の傾向が否定できません。下剋上で思いもかけないチームが勝ち上がれば、新たなスターが誕生する可能性もあるでしょう。


リーグ方式へのルール転換には、賛否両論があるかもしれません。しかしまずは、1on1の白熱バトルを、思いっきり楽しんでみるのも面白いはずです。