ダンススタジオをレンタルするときのチェックポイントは?料金は?

ダンスを練習する際の選択肢は、無料で使える屋外か、ダンススタジオをレンタルするか、どちらかでしょう。無料(もしくは格安)で使える施設のメリット・デメリット、ダンススタジオをレンタルするときのチェックポイント、一般的な料金設定などを解説します。


無料で使えるダンスの練習場所3選


無料で使えるダンスの練習場所が確保できれば、それに越したことはないでしょう。一般的にダンスの練習場所として挙げられる3つのスペースについて、メリットやデメリットなどを解説します。


公園


言わずとしれた、ダンスの練習場所の定番です。


誰でも気軽に使えるのがメリットですが、「ダンスの練習が禁止されていなければ」という条件が付きます。「屋外(土)」と「屋内(床)」では、足に伝わってくる感覚が微妙に異なるので、ステージングを想定した練習がしにくいのがデメリット。


天候の影響をモロに受けるので、日常的(習慣的)な練習場所としては適さないのも痛いところ。何より、人目が気になるのも練習場所としてはマイナスポイントでしょう。


公共施設


公民館や公営体育館などが当てはまります。利用料金がとても安いのがメリットですが、いかんせん用途としてダンスには使えない施設が多いのがデメリット。使えたとしても、他の団体と共用するケースがほとんどなので、気が散るのも残念ポイントでしょう。


ビル前の大広場


以前はビル前の大広場で、ダンスの練習に励むダンサーが数多く見られました。ビル前の大広場には、コンセントが使えるメリットがあったためです。現在、ビル前のコンセントはたいてい利用が禁止されていますが、昔の名残で練習するダンサーが今も一定数います。


ダンススタジオをレンタルするのがおすすめ


ダンスの練習場所としては、ダンススタジオをレンタルするのがおすすめ。お金はかかりますが、天候の影響を受けませんし人目も気にならないので、練習にひたすら集中できるからです。


ほぼすべてのダンススタジオには鏡が併設されているので、自分の動きを確認しながら練習できるのも、ポイントが高いでしょう。


ダンススタジオをレンタルするときのチェックポイント


○広さ

○料金設定

○立地

○音源機材の有無


ダンススタジオをレンタルするときのチェックポイントは、以上4つ。


使用するスペースの広さと料金は比例します。節約のために、3~5人のダンサー仲間である程度の広さのダンススタジオをレンタルして、料金を折半するのが現実的かもしれません。


スタジオが駅前にあれば最高ですが、その分料金はかさみます。駅前から遠ざかれば、料金は安いですが何かと不便でしょう。ただし、レンタル料金自体がビビるほど高い訳ではないので、ワリカンにすれば駅前スタジオの料金の高さは、あまり気にならないはず。


ダンススタジオに音源を出させる機材が併設されているかどうかは、重要チェックポイントです。なければスマートフォンなどのポータブル端末から音を出すことも可能ですが、端末とつないで大音量が出せる設備があるのに越したことはありません。


もう1点。シャワールーム完備されていれば、それはとてもcoolなレンタルダンススタジオなので、店長のsoulに感謝しましょう。


一般的な料金設定


ダンススタジオをレンタルした場合、一般的な料金設定はどの程度なのか。たとえば北海道・近畿・九州など、エリア別の料金相場はどれくらいなのか。


日本全国にレンタルダンススタジオは無数に存在するので、正確に調べるのは不可能な上に、調査機関がリサーチした統計情報も見当たりませんでした。参考値として、都内にあるいくつかのダンススタジオの、1時間当たりの料金帯を調べたので、以下にまとめます。


■午前中(6:00~12:00)

500~2,050(月~金)

1,000~2,850(土日祝)


■午後(12:00~23:00)

900~3,250(月~金)

1,000~3,250(土日祝)


■深夜(7時間パック料金)

2,200~7,500(月~金)

2,200~7,500(土日祝)


激安ダンススタジオの料金設定


○平日午前中:1時間500円

○平日午後:1時間900円


参考価格表の中でも一際目を引くこれら最低価格帯が、いわゆる「激安ダンススタジオ」。激安ダンススタジオの場合、「10:00~22:00の12時間パックで1万3,000円」といった具合に、激安パック料金が用意されている店舗もあるようです。


一人でダンススタジオをレンタルする流れと注意点


ダンススタジオは、一人からでもレンタル可能です。一般的な流れを、以下に紹介します。


①予約

②利用料金決済

③入店・入室

④退出準備(5分前)

⑤退出(1分前)


レンタルはWebから予約するのが一般的です。ダンススタジオは、無人店舗が主流になりつつあります。無人店舗を利用する際は、前払いで料金を決済するケースが多いようですが、有人店舗の場合は電子マネーも含めて、当日払いにも応じてくれるでしょう。


一人でスタジオを貸し切ると、時間を忘れて練習に打ち込むケースも多いはず。生々しい話ですが、ダンススタジオレンタル業は、時間配分で利益を上げるビジネス。時間にはかなりシビアです。時間に余裕を持って来店し、少しだけ早く退出するようおすすめします。