クラブというと、「歌って踊ってお酒を飲んで、普段のストレスを発散する場所」という説明が多いですが、そうは言っても行ったことがないとなかなかどんなイメージかわからないもの。ダンスをしたことがない人は、「踊れないけど大丈夫かな？」と、少し不安な気持ちがあるのではないでしょうか。

またダンス好きでも、クラブでどんなダンスをすればいいかわからないという方も多いと思います。今回は、初心者でもクラブを楽しめる定番の踊り方を、ダンスのレベル別に6つ紹介していきます！

【超初級編】音に合わせてジャンプする

誰でも今すぐできる踊り方がこれ！曲の音に合わせてジャンプするだけです。実はクラブにいるほとんどの人はこの踊り方です。クラブは歌って踊る場所ですが、しっかりダンスができる人はそう多くありません。とても単純な踊り方ですが、音に合わせて体を動かしているうちにテンションが上がってくること間違いなしです。

手の振りもバリエーションが様々ですが、両手を上げるのが定番です。他にも、ガッツポーズや、お酒の瓶などの物を持って振る動きと組み合わせるのも良いですね。

【初級編①】８の字ダンス

両手を上げてジャンプはどちらかと言うとアップテンポな曲にピッタリですが、少しゆったりとした雰囲気の曲に合うのがこちら。腰を８の字型に動かす踊り方です。特に女性にピッタリの踊り方で、セクシーさを演出できます。腰の動きと合わせて髪をかき上げたり、自分の体を触ったり撫でたりすると、さらに魅力的です。

【初級編②】アップ＆ダウン

膝を使ってリズムをとり、曲に合わせて体を上下させる動きです。こちらも簡単な動きですが、どんなテンポの曲にも合わせられるので、覚えておくととても便利。これにあわせて腕を振るように動かしたり、腰を揺らしたりすると、簡単なのに結構様になります。

【中級編①】トゥワークダンス

ここから少しずつ難易度が上がります。こちらは女性向けの踊り方。腰を落としておしりを激しく動かすダンスです。動画で実際に見てみると、思ったより激しい動きにびっくりするでしょう。振り付け自体は単純ですが、この激しい動きをきれいに見せつつ維持するのは練習と体幹が必要。

また、単純な技術の問題に加えて、おしりを強調するトゥワークの動きは最初は恥ずかしいかもしれません。そんな方は、８の字ダンスなど他の動きと組み合わせながら踊るのがおすすめです。

【中級編②】シュートダンス

片足でジャンプしながら、もう片方の足をキックする動きと後ろに曲げる動きを繰り返すダンスです。DA PUMPの「U.S.A」のサビ部分の振り付けになったことで流行し、最近はクラブで踊る人も多くなっています。手は「U.S.A」のダンスのように頭の横で振る他に、腕を伸ばして体の横で前後に振る動きもあります。

きちんとリズムに合わせて踊るにはちょっと練習する必要がありますが、やっていることはそれほど複雑ではないので、特にダンス経験者なら簡単にできるでしょう。長くやり続けるには体力が必要ですが、ここぞという時にやると一気に盛り上げられます。YouTubeにレクチャー動画などもあるので、ぜひ練習してみてください！

【上級編】シャッフルダンス

最後に、ちょっと難しい応用編、「シャッフルダンス」です。「シャッフル」という名前の通り、基本的なステップを曲調に合わせて「シャッフル」しながら組み合わせて踊るダンスです。そのため、踊れるようになるには何種類かのステップを練習する必要があります。

逆にダンス経験者なら、簡単なステップの組み合わせでできるので、すぐに踊れるようになります。曲に合わせて自由にステップを踏む即興ダンス感がかっこいい踊り方です。最後に、シャッフルダンスによく取り入れられる基本ステップを３つ紹介します！

①クラブステップ

かかととつま先を、八の字を作りながら両足交互に動かすステップ。「クラブ」は「歌って踊る場所」ではなく、「カニ」という意味で、カニのように横に移動する動きから名付けられました。ヒップホップで最初に覚える基本ステップのひとつです。

②チャールストン

つま先に重心を置いて足を前後左右に踏み出すステップです。最初のうちはつま先でバランスをとるのが難しいかもしれませんが、練習すれば比較的簡単にできるようになるはずです。ヒップホップをはじめとして様々なステップの基本になっているので、覚えておいて損はありません。

③ランニングマン

これはダンス好きでなくとも多くの人が聞いたことはあるのではないでしょうか。3代目J Soul Brothersの振り付けになっていたことで、一時期大流行したあのステップです。知名度も高いことから、シャッフルダンスに取り入れると盛り上がること間違いなし！