ダンスエクササイズの効果とは?フィットネスとの違いなどを紹介

初心者からダンサーまで、今、ダンスエクササイズが人気です。


○ダンスエクササイズの効果

○ダンスエクササイズとトレーニングやフィットネスとの違い

○ダンスエクササイズを長続きさせるコツ

○人気のエクササイズウェアや効果のある曲


ダンスエクササイズについて、こういったアングルから迫りましょう。


ダンスエクササイズの効果とは?


○ダイエット

○むくみ解消

○スタイルアップ

○ストレス発散


ダンスエクササイズには、これら4つの効果が期待できます。ただし、エクササイズの前後では、けがを防止するためにも十分なストレッチを心がけてください。ウォームアップとクールダウンは、ダンスエクササイズに限らず、運動における基本動作です。


ダイエット


○脂肪の燃焼

○体質の改善


ダンスエクササイズは有酸素運動なので、脂肪を燃焼させる効果があります。全身の筋肉をバランスよく使うので、効率的な代謝も期待できるでしょう。代謝の効率が上がるとは、やせやすい体へと体質が改善されることを意味します。


むくみ解消


ダンスエクササイズは全身運動なので、全身の血液循環(血行)がよくなります。余分な老廃物や水分の排出を促すので、むくみの解消に効果があるのです。ただし、十分な水分補給を意識しないと、かえって血液がドロドロになるので注意してください。


スタイルアップ


ダンスエクササイズは全身の筋肉を刺激するので、二の腕やお尻のたるみに効果的です。体幹が鍛えられるので、姿勢がよくなる効果もあります。各部位のたるみに悩む方だけでなく、たとえば猫背の方にもおすすめです。


ストレス発散


ダンスエクササイズは、無理のない全身運動です。適度な運動がストレス発散に効果的なのは、皆さんもご存知の通り。


ダンスエクササイズは有酸素運動で、有酸素運動は「セロトニン」の分泌を促進します。セロトニンは、ストレス耐性を強化するホルモン。つまりダンスエクササイズは、ストレスに強い心と体をつくり上げるのに効果的なのです。


ダンスエクササイズとトレーニングやフィットネスとの違い


「エクササイズ」「トレーニング」「フィットネス」。これら3つは、大きな意味では「運動」を指す点で、ほぼ同じです。


ただし厳密には、同じ運動でもトレーニングには運動の強度が上がるニュアンスが、フィットネスにはヨガのような、健康を意識した運動のニュアンスが強まります。医療現場のフィットネス療法に食事指導が付くケースが多いのは、偶然ではないでしょう。


エクササイズには、トレーニングほど過酷でなく、フィットネスほど健康に固執しない傾向があるのかもしれません。ダンスの要素を取り入れ、「楽しみながら」健康な体をつくるエクササイズ。それが、ダンスエクササイズと言えるでしょう。


初心者が取り入れやすいダンスエクササイズとは?


散歩にダンスエクササイズの要素を取り入れると、初心者の方にはとっつきやすいはずです。年配の方には、特におすすめします。


「歩行」は人間の基本動作の一つ。誰でも簡単に取り組めます。携帯端末で音楽を聴きながらリズミカルに散歩すれば、それは立派なダンスエクササイズです。手の振りを少し大げさにするのが、運動量を上げるためのワンポイント。


ただし、実行する際には音量を上げ過ぎないよう、くれぐれも気を付けてください。交通事故に巻き込まれては、元も子もありません。


ダンスエクササイズを長続きさせるコツ


ダンスエクササイズを長続きさせるコツはズバリ、「楽しむこと」。好きなウェアを着て、好きな曲を流しながらダンスエクササイズをすると、単純に楽しいはずです。あまりストイックに考えず、適度に体を動かす楽しみを毎日味わうのが、長続きの秘訣になります。


もう1点。「出勤前」「夕食前」「入浴前」といった具合に、毎日同じタイミングで決め打ちすると、習慣化しやすいので長続きもしやすくなるでしょう。


人気のエクササイズウェアは?


ヨガで着用するフィットネスウェアが、ダンスエクササイズウェアとしても、安定した人気があります。発汗性能に優れているためでしょう。逆に、ダボダボ系のダンスウェアも雰囲気が出るので、おしゃれにエクササイズを楽しみたい方に人気があります。


いずれにせよ、自分のイメージするウェアを着れば、気持ちが乗って楽しくダンスエクササイズを続けられるのでベストです。


ダンスエクササイズに効果のある曲は?


ダンスエクササイズをする際には、1秒間に2~3回ビートを刻むような、ミドルテンポの曲を選ぶと効果的でしょう。ステップが踏みやすく、無理なく体を動かせるからです。自分が好きな曲だと、リズムが体に慣れ親しんでいるので、動きやすいでしょう。


つまり、自分がリズムに乗ってダンスしたい曲を選べばよいのです。人によってはマイケルジャクソンかもしれませんし、人によってはアニソンかもしれません。自分の好きなミドルテンポの曲を選んで、気軽にダンスエクササイズを楽しんでください。