ダンサーの「体作り」は何が必要?ダンスが上手くなるための筋トレと食事の基本
「ダンスに筋トレって必要なの?」
「マッチョになりたいわけじゃないし...」
ダンスの上達において、フィジカル(身体能力)の強化は避けて通れない道です。しかし、ボディビルダーのような大きな筋肉が必要なわけではありません。ダンサーに必要なのは、「自分の体を自在にコントロールするための機能的な筋肉」です。
今回は、ダンスのキレや安定感を高めるために本当に必要なトレーニングと、体作りの基本となる食事について解説します。
1. ダンサーに必要な筋肉とは?
ダンスで重要なのは「体幹(インナーマッスル)」と「下半身」です。これらが弱いと、軸がブレて動きが軽く見えたり、すぐに疲れてしまったりします。
体幹トレーニング(プランク)
地味ですが最強のトレーニングです。うつ伏せになり、肘とつま先だけで体を支えて一直線をキープします。最初は30秒から始めて、1分を目指しましょう。体幹が強くなると、ターンが安定し、激しい動きの中でもピタッと止まれるようになります。
下半身強化(スクワット・ランジ)
ダンスは重心の移動の連続です。深く腰を落とす動作や、ジャンプの着地を支えるのは、太ももやお尻の筋肉です。正しいフォームでのスクワットは、ダンスの「重み」や「タフさ」を作ります。
2. 柔軟性も「強さ」の一部
筋肉をつけるだけでなく、それを大きく動かせる「柔軟性」もセットで必要です。可動域が広いと、それだけ動きの表現の幅が広がります。
筋トレの後は必ずストレッチを行いましょう。筋肉が収縮したまま固まると、怪我の原因になります。「強く、かつしなやかな体」が理想です。
3. 食事の基本
体を作るのはトレーニングではなく食事です。
タンパク質を意識する
筋肉の材料となるタンパク質(肉、魚、卵、大豆製品)を毎食しっかり摂りましょう。練習直後30分以内は「ゴールデンタイム」と呼ばれ、プロテインなどでタンパク質を補給すると効率よく筋肉がつきます。
エネルギー不足に注意
ダイエットのために炭水化物を抜く人がいますが、エネルギー(糖質)が足りないと、体は筋肉を分解してエネルギーにしてしまいます。練習前にはおにぎりやバナナなどで軽くエネルギーチャージをして、ガソリン満タンの状態で踊りましょう。
さいごに
「踊り込み」はもちろん大切ですが、その土台となる「体」が出来ていないと、上達には限界が来ます。
日々の地道な筋トレと食事管理は、必ずあなたのダンスを一段階上のレベルへ引き上げてくれます。未来の自分のために、今日から少しずつ意識を変えてみましょう!