ダンスバトルだけじゃない!「ショーケース」イベントの楽しみ方

「ストリートダンス=バトル」というイメージを持っていませんか?

「人と戦うのはちょっと苦手...」


確かにダンスバトルは熱くてカッコいいですが、ストリートダンスの魅力はそれだけではありません。チームで一つの作品を作り上げて披露する「ショーケース」も、バトルに負けないくらい奥が深く、感動的なものです。


今回は、戦うだけではないダンスのもう一つの楽しみ方、ショーケースイベントの魅力について深掘りします。


1. ショーケースとは?


バトルが「即興(フリースタイル)」で勝敗を競うものだとすれば、ショーケースは「事前準備(振付)」をして作品を見せる発表会のようなものです。


2〜3分程度の曲に合わせて、構成、振付、衣装、照明などを練り上げ、チームの世界観を表現します。勝ち負けはなく(コンテストを除く)、純粋に観客を楽しませ、自分たちも楽しむことが目的です。


2. 観る側の楽しみ方


作品としての完成度


ショーケースの醍醐味は、計算された構成美です。全員の動きがピタッと揃う「ユニゾン」の迫力や、曲の展開に合わせて目まぐるしく変わるフォーメーション(立ち位置)の変化は圧巻です。「次はどうなるんだろう?」というワクワク感は、ショーケースならではです。


チームごとの世界観


コミカルで笑えるネタを入れるチーム、クールでスタイリッシュなチーム、メッセージ性の強い作品を作るチームなど、チームの個性が爆発します。衣装や選曲のセンスも見どころの一つです。


3. 出る側の楽しみ方


仲間と作り上げる達成感


ショーケースは準備が9割です。何ヶ月もかけてスタジオに入り、何度も振付を合わせ、あーでもないこーでもないと議論し合います。その過程で生まれるチームの絆(あるいは喧嘩からの仲直り)こそが、青春そのものです。本番で完璧に踊りきり、歓声を浴びた瞬間の達成感は、何物にも代えがたい経験です。


表現の幅広さ


即興ではできないような複雑な動きや、アクロバットな組技(ルーティン)に挑戦できるのも魅力です。自分たちのやりたいことを100%詰め込めるので、クリエイティブな楽しさがあります。


さいごに


「バトルは怖いけど、ダンスは好き」


そんな人は、ぜひショーケースイベントに足を運んでみたり、ナンバー(期間限定のチーム)に参加してみたりしてください。ダンスには「戦う」以外にも、たくさんの「楽しむ」方法があります。